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Jリーグ ヤマザキビスケット ルヴァンカップ
1回戦
VS鹿児島ユナイテッドFC
AWAY
白波スタジアム
鹿児島
鹿児島
0-1
0
1st
0
0
2nd
1
札幌
札幌
9.2 [Wed] 19:03 K.O.
放送:スカパー!

Jリーグのシーズン制が移行した今年は8月にリーグ開幕戦を迎え、月末には天皇杯が組まれ、そしてその翌週にこの2026/27Jリーグ ヤマザキビスケット ルヴァンカップがスタートするという、イベント感満載な残暑となっている。秋が近づく寂しさも薄まるでしょう。

このルヴァンカップ1stラウンド1回戦ではJ3の鹿児島ユナイテッドと対戦するわけだが、ただでさえ難しい他ディビジョンクラブとの1発勝負を、それもアウェーで戦うのだからハードなことこの上ない。「上位ディビジョンのチームが勝って当たり前、という目で見られる難しさがある」とフットボール界では言われがちだったが、すでにそこから一周回って、「下位ディビジョン相手の試合は普通に難しい」という理解が広まっているのではないだろうか?

格下が格上を食う“ジャイアントキリング”も特別なことではなくなってきた印象だ。もはやごく普通に起きる出来事と言っても過言ではないだろう。

この状況は、日本のフットボール界が底上げされてきたという意味である。ディビジョンや選手間の戦力差がなくなっているということの証左。こうしたカップ戦を通じてさらなる切磋琢磨が生まれ、リーグ全体のレベルがより高まっていく。素晴らしいことだと思う。

そして、だからこそ厳しい目で見ていくことがリーグやクラブの強化、発展につながっていくはずだ。ジャイアントキリングが珍しくなくなってきたからといって、それを簡単に許容していいわけではない。結果が読めないのがフットボールの面白さである一方で、どんな状況でも上位ディビジョンのチームが下位ディビジョンのチームに負けていいはずがない。圧倒して勝たなければいけない。現実には口で言うほど簡単なことではないが、それを求められるのがプロの世界だ。

まずはひとつ、難しい戦いを総力戦で戦い抜き、この試合を上昇のきっかけにしていこう。流れを変えるターニングポイントというのは、自分達で作り出すものだ。

Text by フットボールライター/斉藤宏則