HOKKAIDO CONSADOLE SAPPORO
OFFICIAL WEBSITE
เว็บไซต์สำหรับคนไทย
明治安田J2リーグ
第3節
VS大宮アルディージャ
HOME
大和ハウス プレミストドーム
大宮
大宮
1-4
0
1st
2
1
2nd
2
札幌
札幌
8.22 [Sat] 15:04 K.O.
放送:DAZN/NHK札幌

この選手がグラウンド内にいるのといないのとでは、トレーニングの雰囲気が目に見えて違う。いや、もっと言えば耳で聞いているだけで違いがわかる。「切り替え!」「プレーを止めるな!」最前線でプレーする選手に対しても、最終ラインから絶え間なく大声でコーチングし続けるのは浦上仁騎。昨年6 月にRB大宮アルディージャからコンサドーレに移籍をしてきたDFだ。

大宮U-18から東洋大を経て2019年にJ3の長野パルセイロでプロに。「プロサッカー選手である以上、できるだけ上のカテゴリーでプレーしたい」という想いを胸にプレーを続け、複数クラブを経て現在は北の大地でJ1昇格を目指して奮闘中である。

「オレは這い上がっていける」。プロのキャリアはJ3から始まったが、浦上はそうした自信を持っている。「サッカーに限らずどの分野でも同じだと思いますが、近道というものはない。だから一歩ずつでも這い上がれば、必ず上に行ける」。

そうしてコツコツと一歩ずつ歩める自分を形成してくれたのが大宮のアカデミーだった。「大宮では指導者の方々にサッカーはもちろんですが、人としてのマナーやモラル、人間としてどうあるべきかなどピッチ外のことも厳しく指導していただきました。大宮で過ごした日々は僕の人間形成に大きな影響を与えてくれました」と浦上は言う。その大宮とJ1昇格を争うとあって、この試合には特別な想いが詰まっているだろう。

「『結果がすべて。試合で結果を出せばいい』という考え方もプロの世界にはある。でも、その価値観では長続きはしない」という哲学を浦上は持っている。「プロセスを軽んじて結果を出せるほど都合のいい世界ではない」とも捉えている。

まさに今のコンサドーレに必要な価値観だろう。とにかくJ1昇格を目指し、なんだったら1日でも早くそれを成し遂げたい。それほどまでに昇格を渇望するなかで、冷静に「ならばそのために、いま何をするべきか?」を自らに問い、目標達成への道のりはショートカットができないことを周囲にも同調させてくれるのが浦上だ。プレー以外の部分でも力強くチームを引き締めている。

コンサドーレの最大目標はJ1昇格だが、そのためにまずは目の前の試合に勝っていく必要がある。浦上の古巣でもある難敵・大宮との重要な一戦。最高のフィナーレを得るために、最高のプロセスを踏んでいこう。

Text by フットボールライター/斉藤宏則